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【応用情報技術者】ギグエコノミーとは何か

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●ギグエコノミーとは
会社の長期的な雇用とは異なり、インターネット上でマッチングした単発の仕事が行われる労働市場のこと。

出題された回(平成29年度春期以降)
令和3年度秋期

ギグエコノミーの説明

ギグエコノミーとは、従来の長期的な雇用とは異なり、インターネット上で提示された単発の仕事を行う働き方のことです。ギグは単発で提供される個々の仕事のことを示します。

従来の雇用は長期雇用を前提としていますが、ギグエコノミーでは短期間の仕事やプロジェクトベースの仕事に従事します。

ギグエコノミーの労働者には、フリーランスやUber等の仕事仲介プラットフォームを介して仕事を受注する個人事業主が当てはまります。ギグエコノミーの労働者は雇用主から基本給という形で給与を受け取るのではなく、プロジェクトごとの報酬を受け取ります。

ギグエコノミーの特徴

フレキシブルに働くことが出来る

ギグエコノミーの労働者は、自分で労働時間を管理出来るので、柔軟なスケジュールで働くことが出来ます。同時に複数のプロジェクトやクライアントの仕事を受けることも可能です。

不確実要素がある

ギグエコノミーの労働者はプロジェクトが終了すると、自分で次の仕事を見つける必要があるため、雇用の安定性が低いことが多いです。また、収入面でも不安定になるのが課題とされています。

ギグエコノミーは労働者に柔軟に仕事を提供する一方で、労働条件や社会保障についての課題があり、ギグエコノミーの在り方については議論の余地があります。

過去問

応用情報技術者 午前試験
令和3年度秋期問72

個人が、インターネットを介して提示された単発の仕事を受託する働き方や、それによって形成される経済形態を表すものはどれか。

ア APIエコノミー      イ ギグエコノミー
ウ シャドーエコノミー   エ トークンエコノミー

正解と解説

正解は”イ”
インターネット上でマッチングした単発の仕事を行うのがギグエコノミーなので、”イ”が正解です。